就職の厳しい現実を知った上で就活の勝負をするということ

就活全般

現実を知った就活。

就活は現実の出来事なので当たり前の話ではあるのですが、学生時代に考える未来と就職についてはかなりの差を感じるということが多いかと思います。

あまりに夢を見すぎていたり、逆にやりたいことがなかったり、自分の生き方と就職を合わせていくというのはとても難しいことなのです。

なぜ現実の就活と希望が乖離してしまうのか、このことについて考えてみます。

就職のことはぎりぎりまで考えさせない流れ

就活で大学3年生から4年生になってかなり苦労するというのはみんながわかっていることです。

それにもかかわらず、学校生活の中で具体的に就職について教えるということはほとんどありません。

小学生くらいのときに、社会の授業で働く人に触れるということはあっても、そこでおしまいでどんどん学術的な方向へと勉強は進み、全く就職に関して意識することはなくなります。

今まで就職について考えもしてこなかったのに、急に大学3年生になったら就職しなさいというのは、これまでの学生生活の流れを切りすぎて全然社会についての理解が進んでいないまま就職するということになってしまいます。

将来の夢を持っている人でも、その夢と現実を上手く結びつける、折り合わせるということもわからないですし、やりたいことも何もなく考えもしないままその時期を迎えてしまったということで、現実に直面してしまうという問題があります。

夢を追い続けることが素晴らしいという空気

学生時代は夢を追い続けることが素晴らしいというような空気があります。

そのこと自体は間違ってはいないとは思いますが、途方もない夢だった場合、現実と合わせていく必要があります。

全員が希望の職業にすぐに就けるわけではありません。
芸能人になりたいという夢があって、その夢がどれだけ素晴らしくても無理な人は無理というものがあるでしょう。

現実的にして、弁護士になりたい、公認会計士になりたいというのもただ努力すればどうにかというレベルは超えてきています。

就職についても、あまりにも夢のあるような企業に就職するのは難しくもありますし、誰もがテレビ局に就職できるわけでもありませんし、外資系に就職できるわけでもありません。

なんとなく夢を追い続ければいいという空気があり、そのこと自体は素晴らしいのですが、就活の時期になってそのままだと、夢と現実の企業の内容が全くかみ合わずどうしていいかがわからなくなってしまいます。

いざ就活のときになって戸惑ってしまう

学生のときから就職を意識してこない、意識させるような流れができていないので就活になって、戸惑いが出てきてしまうのです。

夢が途方もないもので目の前の就活とマッチングができてこない。
また、特に目の前の仕事を見て、やりたいことなんてないなんてことが起こります。

仕事の内容もそれぞれはっきりとしたことがわからないわけですし、急に仕事でやりたいことと言われても困るのが当たり前です。

今ではインターンができる企業も増えてきていますが、そこまで本格的なものが多いわけではありませんし、まだまだ仕事を知る環境が不足しているように思います。

なんとなく選んだ仕事で失敗してしまう

就活の時期がやってくると、動かないわけにはいきませんのでなんとなく自己PRや志望動機を作って、なんとか頑張り内定が取れたところに就職していくことになります。

その会社が本当に自分がやりたいと思ったことなのかはわかりませんし、実際にどうだったかなんてわかりません。

就活のときであればテンションが高くなっていますので理想の仕事に決まったと感じる人もいるかもしれませんが、実際に働いてみるとやはり何かが違ったと感じることも多いでしょう。

実際にいつの時代であっても、就職して3年以内に離職する人は3割いるとされています。3年で3割ということは、さらに年数を重ねると相当の人が退職することになり、その会社で定年まで働く人というのは限られてきてしまいます。

退職することがステップアップのための転職であれば何も言うことはありませんが、実際は不満がたまった上での転職であるという人がほとんどなのではないでしょうか。

大学によって入れる企業の限界がある

就活の現実というのはかなり厳しく、当初描いていた第一志望に入れるという人はほとんどいないものです。

そして大学によって入れる企業というのは大体決まっていたりします。あくまで大体の話であり、飛びぬけた成績を出して有名企業に入るという人もいますが、そうでない限り、大学によっての大体の就職先は決まっていて、それが大きく変わることはありません。

無名大学から誰もが知るような超有名企業に入社したり、業界トップの大手企業に入社するということは現実的にはかなり厳しい事実があります。

この事実も全く高校生くらいのときまでには教えられることもなく、大学生になっても、頑張れば希望の企業に入れると思っていて、全く歯が立たず大きな挫折となることがあります。

早く気づいたら受験勉強は真剣にやっておくべき

高校生のときにどの大学に行くかの重要性がわからない。そんなに就活のときに大変になると思わなかったという人もいます。

早くこの事実に気づいたのであれば、受験勉強は手を抜かずにやっておくべきです。

たいていの人が、才能がないから志望大学に入れないのではなく、単に勉強量が足りなくて入れないというものなのです。東大に入学するのであればまた異なる面があるかもしれませんが、そうでなければ努力次第である程度どうにかなる面があるのが受験勉強です。

就活をして、希望の企業に入りたいのにその企業が大学は一定レベル以上でないとほぼ採用しないというようなことはよくあります。

特別な差別をしていないとしても、結果的にも一定レベル以上の大学に収束してしまい、事実上他の大学からの入社難易度が高すぎるということが起こるのです。

自分の現時点の実力とは無関係の出身大学というところで不利になるのをなるべく避けるためにも受験勉強は頑張っておいた方がいいものです。

現実を知った上での対応

就活はなかなか厳しいものであり、そんなに夢物語で何とかできるものではない、現実を知った上でどう動くかを考えた方がいい。

このことを早めに認識しておけば動き方というのもまた変えることができるでしょう。

早くから就活を見据えた行動をしておく

就活について大学3年生の夏以降から考え出すような人と、大学生の最初から考えておくのでは結果が違ってくる可能性もあります。

就活サークル、ビジネスサークルのようなところに入っておくという方法もあるでしょう。必ずしもこれは正解とは限りませんが、意識を高めておくことはできます。

また最初から就活を意識したサークルでないとしても、学生団体であったり、サークルであったり、ゼミであったり、就活をあらかじめ意識して行動することは可能になります。

何も意識しないで過ごして大学時代にやったことは何もありません、無理やり自己PRを作るというのは生き方ではなく、精一杯大学時代に活動した人であればそれなりの結果というのは出てくるものです。

徹底的に調べ、人とは違う情報を仕入れておく

就活の時期が迫っていて、もうとてもゼロから大きな自己PRとなるような実績を作ることができないという人もいるでしょう。

そういう人でもできるのが志望動機の部分であり、その一つとして徹底的に仕事のことを調べるということです。

その企業の分は当然として、その業界全体について相当調べ、他のライバルには全く負けないくらいの知識をつけるということです。

この知識量の差は就活のESや面接において差が現れてきます。自ら徹底的に調べていることをアピールしてもいいでしょう。その場合は学生レベルとしてを超えて社会人をうならせるくらいの量は必要となるかもしれません。

知識をつけるのは大変ですが、これはほとんどの大学生がそこまで深くやっていないことですし、就活の時期が近づいてからでもやることができるものです。今までの結果に自信がない人でもここが逆転のチャンスになるかもしれません。

割り切って次のステップアップを目指す

就活はとにかく割り切ってステップアップしていくことを考える。
これは、今の実力で本当の第一志望に入ることができないのであれば、同業種に入社したり、スキルのつくような仕事をして、転職しながらステップアップを目指していくということです。

新卒のときに有名企業が第一志望で入社できなければどうしようもないのかというと、実際にはそのようなこともなく、後からでも、転職で入社することができます。

新卒のときには実力がなくても後からその実力をつけていけばいいのです。そのためには、スキルがつく仕事を選ぶ、企業名ではなく、次につながるための仕事をしていくことが大事です。

最初に入社する企業は、最終的に行きたい企業ではなくても、割り切ってスキルを磨くためにしばらく頑張るということで働いてみるのもいいものです。

新卒のときに社会人人生のすべてを決めなければいけないなんてことはありません。

まずは方向性を決めていく

就活で迷ってしまわないために、まずは自分自身の方向性をしっかりと決めていくことが必要です。

ただ企業を適当に受けていくだけではなく、どのような方向性で今後のキャリアを歩んでいきたいのかを早い段階で決めるということです。

やりたいことがある場合、それ何かをいうことをきちんと整理して、現実に合わせた場合にどうなのかを考えていかなかければいけません。やりたいことをあきらめるというわけではなく、そこから派生した就職を決めることも視野に入れて、その次を目指していくというのもいいでしょう。

やりたいことが全くない、わからないという場合は、好きなことは何か、得意なことは何かということから考えて、何ならできるのかということを見出していかなければいけません。

やりたいことがなくても、実際の仕事でやりたくないことはあったり、このような方向性ならいいかもと思えることが必ずあるはずです。

ただ企業を眺めていても、方向性が決まっていない場合、明確な答えを得ることは難しいものです。
まずは自分自身の整理をしっかりとしていきましょう。

まとめ

ここでは就活の現実とのギャップがあると感じる人がなぜ起こってくるのか。厳しい現実を踏まえて何をしておけばいいのかということについて話をしました。

就活の時期になり、急に現実がやってきて、どうしていいかがわからなくなる人も多いかと思います。

まだ就活まで余裕がある人は早めに先を考えた動きをするということ。そして目の前に迫っているという人は今できることをすること。

当たり前のことですが、どうやって現実を受け入れて上手く対策をしていくのか、ここが勝負の分かれ目になっていくでしょう。

 

 

 

本当に就活で悩んでいるという方は就活エージェントに相談するのもおすすめです。

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