就活でブラック企業かどうかをどう見抜くことができるのか?

企業研究

就活で絶対にブラック企業には行きたいない!
好んで私はブラック企業に行きたいなんて人はいないはずなので、これは当然のことです。

でも、多くの人がブラック企業に入社してしまい後悔しているという現実があります。

就活でブラック企業かどうかを見抜く方法というのはあるのでしょうか。

ブラック企業は日本中に存在する

ブラック企業は日本にどれだけ存在するのか。
どのくらいの確率でブラック企業に当たってしまうのか。

残念なことに日本に相当な数のブラック企業が存在していると推測されます。

ブラック企業は摘発されるのでは?と思うかもしれませんが、話題になっていないので目立たないだけで今現在もいくらでも存在しているのです。

日本企業のうちの7割くらいがブラック企業の要素があるなんて話もあります。企業数であって、働く人数ベースの話ではありません。

大企業になればあまりあからさまにひどい対応はしにくくなるのでブラック要素は薄れてくるかもしれません。ですが、それでも毎年のように大企業でもトラブルが起こっているのは事実です。

就活のときは選考に合格することに必死で、なかなかそんなことまで気がつかなくなってしまうかもしれません。
入ってから気づいても遅く、多くの会社員が我慢して過ごしているということもあります。

ブラック企業に引っかかってしまわないように、就活生といえどもしっかりと企業がまともなのかどうかを見極めていく必要があります。

ブラック企業の定義は?

ブラック企業といっても、具体的にどんな企業がブラック企業なのか。
このブラックの定義が曖昧なので、見分けるにしてもどうしようか困ってしまう部分はあるかと思います。

法律でブラック企業というものが定義されているわけではありませんし、世間的にはブラックだと言われていても、自分が働きやすければそれでいいという部分もあります。

本当に自分が働きやすい環境なのかを見極めていければいいのです。

ただし法律違反をするような企業は間違いなくブラック企業であり、論外です。残業代を払うべき人に払っていない等ですね。

他にもパワハラ体質、仕事が精神的にきつすぎる等もありますが、これらは数値化しないものなので、なかなかわかりにくいという問題があります。

ブラック企業がどうかというよりは、まず自分がこの点は重視したい、ゆずれない部分等をしっかりと考えて就活をするようにしていきましょう。

なかなかすべてが完璧だという企業はありません。
給料が高ければその分仕事はハードになるでしょうし、好きな仕事を選ぶ変わりに、勤務環境は良くないということもあります。

何もかも悪いというところもありますので、見極める力を持つことも大事です。

ブラック企業の見分け方は?

ブラック企業といっても、その解釈はさまざまだということを言いました。
それでも、一般的に見てこれはブラックだろうというような企業はたくさんあります。

どのようにしてブラック企業かどうかを見分ければいいのでしょうか。

とにかく会社説明会で自分の目で見てみる

ブラックかどうかの最終的な判断は自分の目で確認してみるということです。

会社情報だけを見て、ブラックかどうかを決めつける、またここは大丈夫だと決めつけるのはよくありません。

説明会を受けるだけではまだ入社が決まるわけではありませんし、自分の目で見て怪しい要素がないかを見るのが一番です。

ブラックと言われていても、実際に見てみるとそうでもないところもあるかもしれません。

またその逆で、ホワイト企業だと思っていても中身はそうでもなかったということもあります。

自分の目で見ないで最終判断をしてしまうのは危険だということです。

有名企業だからブラックではないとは限らない

有名企業であれば大丈夫というのも甘い考えです。

有名企業である、一流企業であるということは、それ自体がブラック企業ではないということを証明するわけではありません。

大手企業になればなるほど世間の目というのも出てきますので、それほど社員に過酷なことはやりづらくなり、ブラックの可能性は減ってきます。

それにもかかわらず現実はどうでしょうか。
毎年のように、就活生でもない一般の人も知っているような大企業でブラックな働かせ方をしているトラブルが発生しています。

これは部署にもよりますし、上司にもよりますので、トラブルが起こったからといって会社そのものがブラックであるとも限りません。

従業員が何千人、何万人もいるような会社の場合、部署が変わればもう完全に別会社のように雰囲気も全く異なることはよくあります。

ただどこに配属になるのか、どの仕事になるのかを完全に選ぶことはできません。
その会社のどの部署になっても、自分が納得できるのか。
有名企業、大手企業の場合はその見極めと覚悟は必要になります。

具体的に見分ける基準は?

ブラック企業かどうかは主観的な話が多くなってしまいます。
それとは別で具体的な数値等でブラック企業かどうかを見分ける方法もあります。

高すぎる離職率 平均勤続年数が短い

まず離職率が同業態と比べてあまりにも高い場合、平均勤続年数が短い場合は注意です。

新しい会社だから、勤続年数が短いということであればわかります。
そうでないのに勤続年数が短い場合は社員が辞めているということ。

極端に人が辞めるというのはそれだけの要因があることになります。
新しい会社であれば、勤続年数は短くなってもおかしくはありませんが、だからといって安全であるとは限りません。

新しい会社ほど中身は不安定になりがちで初期メンバーがほとんど辞めることになるのも珍しくはありません。

勤続年数が長いと今度は硬直化した組織になるデメリットもありますので一長一短なところもあります。

あまりにも勤続年数が短い、離職率が高い場合は注意と覚えておきましょう。

求人数が多い、いつでも求人を出している

求人数が社員数と比べて異常に多い、いつでも求人を出しているというのも注意ポイントです。

求人数が多いとなぜ注意しなければいけないか。これはたくさんの人が辞めるから求人を出しているからです。

業務拡大しますなんて書いてあることもありますが、本当にそうなのかは考えてみることが大事です。また大量に採用すればするほど使い捨ての扱いとなる可能性は高いでしょう。

これは大手企業であっても同じで、10人しか採用しない企業と数百人採用する会社の一人一人の扱いは同じではありません。一定数は最初から辞めることを前提に扱っている。

一定期間を経っても、ほとんどの人は出世できないので辞めざるを得なくなる等の要因もあるかもしれません。

給料が異常に高い

給料が異常に高いというのも危険なものです。
経験者採用で優秀な人を募集している、管理職採用で給料が高いというのであればわかります。

ただそれが新卒の採用なのに他の会社より相当高いという場合、その理由は何かがあることになります。

本当のエリートしか採用しない会社であれば、実力に見合った給料を支払っているのかもしれません。

そうではない場合、高い給料でつらないと人が入ってこないブラック企業である可能性も出てきます。
給料は需要と供給で決まるものなので、誰もが行きたがらなければその職種の給料は高くなっていきます。

できる人が限られているならわかりますが、未経験の人で、高学歴でもないのに高い給料がもらえる。理由もなくこんな設定をする会社はありません。

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長時間残業が常態化している

長時間残業が常態化している会社。これは本当に多くあるかと思います。残業が多いから必ずしもブラックというわけではなく、その分の給料がしっかりと出ているのであれば、あとは働き方の違いということにもなります。

外資系投資銀行やコンサルティング会社等は給料は非常に高く設定されていますが、みんながもの凄く大量に働くことを前提としています。
最初からそれを受け入れる人が働いている業界ですので、それはそれで成り立っていますし、ブラックとはいいがたいものがあります。

そうでない業界でも実は入ってみたら長時間残業があるということもあります。残業時間については開示してある企業も多いので、調べるようにしてみましょう。

実は特定部署だけが忙しく、定時で帰る部署もあるので平均すると少なく見える場合もありますし、なかなか外からは見分けがつかないものでもあります。

残業代が出ない

勤務時間は長いとしても、その分の残業代がきちんと出ているのであれば、ブラック企業ではあるとはいえない部分があります。

ただそうではなく、最初から残業代を出す仕組みがない企業も多くあります。これは完全に違法です。

違法なのになぜか日本の多くの企業ではこれがまかり通ってしまっています。
管理職になれば残業代無しというのは合法になりますが、それが若い人に適用されるはずがありません。名ばかり管理職にすぐにしてしまう企業もあります。

残業代については説明会等で確認してみるのもいいかと思います。
このような話を濁してくるような企業はその時点でアウトです。

全うに運営していれば何も怖いことはない話です。すぐに答えられない時点で、守っていないというようなものです。

残業代を支給しないというのは、その会社の方針どうこうではなく、純粋な違法会社になりますので、あえて新卒で選ぶ必要はないでしょう。

みなし残業もリスクあり

みなし残業の仕組みを採用している企業も注意が必要です。
みなし残業は月30時間の残業代を含むというように、給料の中に最初から残業代を含む仕組みを取っている企業です。

これは合法なものになりますが、一見での見た目上の給料が高く見えます。実は時給に換算したら恐ろしく低かったということもあります。

また例えば月30時間としている企業が本当に月30時間で終わっているかどうかは怪しいです。月30時間を含むので、それ以上は追加で残業代が支給されるように見せていて、実際には最初からそれ以上の残業が常態化しているにも関わらず支給するつもりがない可能性もあります。

みなし残業の制度を取る会社は合法なものにはなりますが、制度設計上そこまで従業員に有利な施策になりにくいということ。
本当の実態がわからない以上リスクがある勤務形態になります。

選考の中でわかるブラック企業

具体的な数値等で事前にブラック企業とわかるものを説明してきましたが、数値上でなくても、選考を受けている中でこれはブラック企業ではないかと思えるようなものもあります。

説明会で精神論が多い

企業の説明会で話している内容が抽象的であったり、精神論が多いなと感じた場合は注意が必要です。

ひたすらに頑張ろうと口で言うのは簡単ですが、精神論で仕事はなんとかはなりません。

特に説明会の場においてロジックと数字で説明できないような企業というのは入社してからも精神論で働けと迫られてしまうかもしれません。

具体的な数値等で語れないのは、あまりその企業の状況が好ましくないからなのかもしれません。社長や上司の話に下の人が口を挟むことができない文化なのかもしれません。

説明会の中の説明状況、社員の態度等はよくチェックしておくべきです。

面接のときの態度が良くない

面接のときに、採用担当側が異常に偉そうである、態度がよくない、圧迫面接であったという場合も注意が必要です。

学生に向けて偉そうにしてくるというのは、入社してからも同じく上司との関係が絶対的な服従関係にあったり、目下の人をぞんざいに扱う文化なのかもしれません。

意図的に圧迫面接をしてストレス耐性を見るという方法もないことはないですが、今の時代にそんな採用方法を取っているような企業に本当に入りたいのでしょうか。

立場の違いを使って、下に対する態度が良くないというのは、日常の仕事の中でも表れてくるはずです。

少しでも違和感を感じたらやめること

選考を受ける中で、この企業はもしかしたら何かおかしいのでは、ブラック企業の可能性があるのではと感じることがあれば、一度見直してみることが必要です。

学生側はなんとしてでも採用されようと頑張るあまり、冷静に見ていられなくなりがちです。合格するのであればなんでもしますという気持ちは悪いものではありませんが、それはその企業がまともな企業であることが前提となります。

入社して3年以内に3割が退職するのが当たり前になっています。これは、企業とのミスマッチが起こっているということ。ブラック企業が原因であるとは限らないものにはなりますが、やはり選考中に、しっかりと相手のことを見れていないのが原因でもあります。

ブラック企業に気づけるのかどうかは難しいところがありますが、少しでもおかしいと感じるものがあれば、一度踏みとどまって冷静に調べてみるようにしていきましょう。

まとめ

ここでは就活でブラック企業を見分ける方法について話をしてきました。

何がブラック企業に該当するのかというのは人によって判断が異なりますし、完全に見抜くのは難しいところもあります。

まずは数値面でおかしなところがないかということ、また実際に説明会や選考を受ける中で違和感を感じることがないか。

調べなくて後悔しても入社してはもう遅いもの。しっかりと事前に調べておくようにしましょう。

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